みのまわりのものたち。

何気なく使っているものの良し悪しについて。

あんたがたは現地班と勇者がいなければ成り立たぬ

本記事は、「Twitterのあんたがたに Advent Calendar 2020」の15日目の記事となります。

昨日はタイフさんのこちらの記事でした。

タイフさんがあんたがたに感じる魅力を簡潔ながら明快に書かれた記事ですね。「謎」も、それに関わる「人」も強いというのは本当にGMに参加するたびに思うところですし、あんたがたの立場で参加するときもそうです。だから参加するのをやめられません。ところで、精度が高いという点で印象に残る謎の例の一つに、GW煎の論文匁を評価頂けたことには恐縮です。(論文匁の解説)

最後のギミックはかなり自信ありで、実際にあんたがたの皆さんにもお褒め頂き舞い上がりました。折角ならそういう問題を作りたいですよね。

では本題。本日の記事は、「あんたがたは現地班と勇者がいなければ成り立たぬ」という題でお送りします。

皆さんこんにちは。あんたがた歴はあんたがた側での参加3~4回、GM側の参加が4回の紗那と申します。今回は、何故私がGMをするようになったのか、みんなもGMしようよ、という記事をお送りします。

GMになるきっかけ

突然ですが、皆さんはあんたがたを何で知りましたか?

私は謎解きとは全然関係ない界隈で繋がった方のリツイートがきっかけでした。最初に見かけたときは正直良くわからずただ眺めるだけではあったのですが、お近くのセブンイレブンに行けば問題が手に入り、それを解けばリアルな世界のどこかにガムテープがある、というなんだか古典的なやり方が面白く感じられたのが懐かしいです。

当時はまだ自分がGM側にいくなどとは思いもしなかったのですが、そこからGMをやるに至った自分の中での大きなきっかけは、初代あんたがたのログを検索で見つけたことでした。実は初代あんたがたの現地の一つに、私の実家からすぐそこの場所があったのです。 現地は都会にしかない、限られたひとしか勇者になれない、みたいな印象がずっと心の中にありましたが、自分の近くにもガムテがあったとなれば途端に見る目が変わるものです。自分の近くにも現地が来ないだろうか……と期待するようになりました。そうは言えども美味しい話はそうはなく、自分の行動範囲にガムテが来ることはなかなかありませんでした。

タイミングのいい募集

そうした中、転機が訪れます。2019年の平成令和煎のGM募集です。当時の私にはこんな思考がありました。「勇者になりたいのはみんな同じ。それならまずは自分がガムテを貼ることで、GMをやりたいと思うひとを増やすべきなのでは?」

自分が勇者になりたいと思うのと同様、自分がGMをすることで勇者になれるひとがいる。そうすれば、次はその方がGMをやる側に回るかもしれない。それはwin-winな関係だと考えたのです。

迷わずに募集に滑り込みました。ガムテを貼るために滑り込んだ平和煎では、ちょうど自身の就職も重なり地元の大阪ではなく北九州のスペースワールドへガムテを貼ることになりましたが、自分が今後住むことになる九州の地にガムテを貼り、それが勇者により回収される経験は何も代えがたいものでした。ちなみにこの回では担当班の作問が進まず、自分が作った謎が採用されることになりました。これが人生初の謎制作で、これ以降あんたがたでいくつか作問にも関わるようになりました。

f:id:KotoriLike:20201214132503j:plain

平和煎VIPで出題した人生初作問謎

本記事の趣旨とはずれますが、作問に関わるハードルの低さもあんたがたGMのめちゃくちゃ良いところだと思います。自信がない場合でも、他の方のヘルプにも期待できますし。(それが暴走した結果、2020GW煎では新世界(解説)を生み出すこととなりました。そういうこともありますね(人生で2つ目に作った謎))

GMはやっぱり楽しいよ

GMは、貼るのも楽しければ作問するのも楽しい、いいとこ盛りだくさんなお役目です。

毎回煎じが終わるたびに「次はこれを見たあなたがGMをやりませんか?」と毎度呼びかけましたところ、とうとう今年開催されたatgm(2020GW陣営のあんたがたに挑戦します。)では、私のツイートを見たことを一つのきっかけとし、GMに参加したという方が現れました。長らくGMをやったのが報われた瞬間ですね。ほんとに嬉しかったです。

 まとめ

そろそろ私も勇者になりたいなぁ、ということで、これを読んだ皆さん、次はGMとなり皆さんの近場でガムテを貼りませんか。

きっと、ふだんは経験できないような体験できること、お約束します。

 

明日は、作る問題がことごとくやばいゆかいなことで有名なkaialexさんの担当記事です。みんなのトラウマたのしい問題たちのことを語る記事になりそうで、楽しみですね。それでは皆様、これからも良いあんたがたを。